バルト神学への道しるべ
日本の教会の歩むべき道は

ルター、カルヴァンに始まる宗教改革運動を完成させたバルト神学は、その死後半世紀を経てようやく世界で理解され始めようとしている。日本の、世界の教会が再出発するべき方向を提示する、バルトの「和解の神学」という大きな宝を学び直すための道しるべ。
[著者紹介]上田光正(うえだ・みつまさ)
1942年、東京生まれ。1966年、東京神学大学大学院修士課程修了。1968年、東京大学大学院修士課程修了(哲学)。1968‐1973年、ドイツ留学。神学博士号取得(組織神学)。帰国後、日本基督教団安芸教会、若草教会、美竹教会、曳舟教会牧師を歴任。現在は日本基督教団伊東教会協力牧師。
1章 1960年代に教会を襲った危機
2章 モルトマンの復活、啓示、希望の理解
3章 モルトマン神学における贖罪論の欠如
Ⅱ部 パネンベルクの「歴史の神学」について
1章 パネンベルクにおける自然啓示の是認
2章 パネンベルクの「歴史の神学」
Ⅲ部 バルト神学における神の完全な愛について
1章 バルト神学に対する若干の疑義に答える
2章 バルトのキリスト論
3章 バルトの贖罪論
4章 バルトの聖霊論
5章 バルトの和解論における高挙された人間
6章 バルトの恵みの選びの教説
7章 バルト神学における神の国の福音










































