バルトによる説教論
聖霊に導かれる説教黙想とは何か

[著者紹介]上田光正(うえだ・みつまさ)
1942年、東京生まれ。1966年、東京神学大学大学院修士課程修了。1968年、東京大学大学院修士課程修了(哲学)。1968‐1973年、ドイツ留学。神学博士号取得(組織神学)。帰国後、日本基督教団安芸教会、若草教会、美竹教会、曳舟教会牧師を歴任。現在は日本基督教団伊東教会協力牧師。
序章 問題はどこにあるのか
第一章 説教の義認──神からの所与とわれわれの課題
1.神は語られた。また、語られるであろう
2.説教は教会の礼拝の中で行われる
3.説教は神の命令に対する人間の服従として行われる
第二章 説教の聖化──説教作成の実際
本章への序説:聖書釈義についてのバルトの考え方
1.説教の聖化について
2.説教の聖書適合性について
3.説教における独創性について
4.説教の会衆適合性について
5.説教の作成へ
【付録 1】A.マッソン宣教師の書簡
【付録 2】バルトにおける審判代受的贖罪論
あとがき