『LGBTとキリスト教』に寄稿された堀田季何氏が芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞

2022年3月25日刊行予定の新刊『LGBTとキリスト教』に寄稿された文芸家・堀田季何(ほった きか)氏が、文化庁主催の第72回芸術選奨において、詩歌集『人類の午後』により、文部科学大臣新人賞を受賞されました。おめでとうございます。

受賞理由として、「本句集は自己陶酔に陥らず、認識を研ぎ澄ました批評哲学の結晶である。〈人間を乗り継いでゆく神の旅〉〈吾よりも高きに蝿や五六億七千萬年(ころな)後も〉。人間の卑小さへの洞察が悠久の文明批評になった句群は、芭蕉が拓(ひら)いた地平を抜け、アフターコロナの新たな世界像を提示している。」とのコメントが寄せられています。

詳しくは文化庁のサイトをご覧ください。
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93677401.html

新刊『LGBTとキリスト教』では、カトリック信徒でもある堀田季何氏のセクシュアリティの問題やキリスト教信仰について触れており、詩歌に込める思いを語っています。また、『人類の午後』からも7作品を収録しています。ぜひ本書の寄稿もお読みください。

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