三浦綾子生誕100年を記念して新刊『愛は忍ぶ 三浦綾子物語』を刊行!

 作家・三浦綾子が生を受けてから2022年4月で生誕100年を迎えます。これを記念して、『愛は忍ぶ 三浦綾子物語 挫折が拓いた人生』を4月25日に刊行いたします。
 この本は、三浦綾子の挫折経験に焦点をあてます。敗戦による教育者としての挫折、虚無的生活、自殺未遂、脊椎カリエスによる13年間の闘病。彼女の人生には多くの困難がありました。しかし、前川正、三浦光世らとの出会いを通して再び立ち上がります。三浦綾子の言葉はもちろん、人生、生き方からもメッセージを受け取りたいと願い、企画されました。三浦綾子記念文学館監修のもと、鋭意編集を進めております。
 また、2021年10月に刊行された『三浦綾子 祈りのことば』も、生誕100年を記念した出版物です。この本は、1991年発行の『祈りの風景』から、三浦綾子の祈りのことば31編を精選し、写真家・おちあいまちこの作品を配したコラボ作です。三浦綾子が紡ぐ神様への信頼のことばと、美しい自然・風景の写真とが響き合い、新しい輝きを放ちます。記念出版物については、案内チラシがあり、PDFでご覧いただけます。
 さらに、キリスト教月刊誌『信徒の友』2022年5月号では、「生誕100年 三浦綾子」と題して特集を組み、「伝道者 三浦綾子」の信仰に迫ります。
 このほか、当出版局では、以下のエッセイ集・関連書籍がお求めいただけます。

『この病をも賜ものとして 生かされてある日々2』三浦綾子 著 定価1,495円

『夕映えの旅人 生かされてある日々3』三浦綾子/三浦光世 著 定価1,870円

『私にとって書くということ』三浦綾子 著 定価1,760円

『愛と信仰に生きる』三浦綾子 著 定価2,200円

『三浦綾子366のことば』森下辰衛 監修 松下光雄 監修協力 定価1,650円

『TOMOセレクト 三浦綾子 信仰と文学』信徒の友編集部 編 定価1,980円

 生誕100年をおぼえつつ、改めて三浦綾子の言葉と生き方に触れる機会となればと願います。

*日本キリスト教団出版局は「三浦綾子生誕100年記念特別企画展 プリズム─ひかりと愛といのちのかがやき─」(三浦綾子記念文学館主催)を後援しています。

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