『讃美歌21』『こどもさんびか 改訂版』使徒信条Bの文言に関するお知らせとお詫び

 教会・学校・諸施設等において、広く『讃美歌21』、『こどもさんびか 改訂版』をお用いくださっていることに感謝いたします。
 さて、2005年4月に、『讃美歌21』に収録されている使徒信条B(93-4-1-B)の文言について、『教団新報』などで訂正をお知らせしました。その際、「教会教育用口語訳どおり」と説明いたしましたが、今般、ご質問をいただきました。それは、『讃美歌21』では「マリア」と表記されているが、「教会教育用口語訳どおり」ならば、「マリヤ」としなければならないのではないかというものでした。
 これは、ご指摘のとおりで、訂正に含めるべきものでした。
 また、同じものを掲載している『こどもさんびか』、『こどもさんびか改訂版』も点検したところ、唱和するには差し支えないと思われるものの、句読点が正確でない部分がありました。
 これらの歌集については、今後出版するものより、順次訂正いたします。歌集の版による違いによって混乱が起きうることを、お詫び申し上げます。以下に、「使徒信条(教会教育用口語訳)」を掲載いたしますので、この文言に統一していただくよう、お願い申し上げます。
 なお、1966年に第14回日本基督教団総会で承認されたものは、下記のように促音表記が「つ」となっていますが、日本語が第一言語でない方々や子どもたちが用いることを考慮して、引き続き「っ」と表記することにしたいと考えています。

 お詫びと共にお知らせいたします。

2020年10月
日本キリスト教団出版局   局長代行 飯   光
日本キリスト教団讃美歌委員会 委員長 水野 隆一



使徒信条(教会教育用口語訳)

 わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。わたしはそのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。主は聖霊によつてやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこからこられて、生きている者と死んでいる者とをさばかれます。わたしは聖霊を信じます。きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、永遠のいのちを信じます。アーメン。

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