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2023.10.20
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2023.09.20
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2023.06.22
遠藤周作探究 Ⅱ 遠藤周作『深い河』を読む
マザー・テレサ、宮沢賢治と響きあう世界
★チラシはこちら
【シリーズ続刊】
《第2回配本》『 Ⅰ 遠藤周作 その人生と『沈黙』の真実』 2023年6月予定
《第3回配本》『 Ⅲ 遠藤周作の文学とキリスト教』(仮題)2024年2月予定
【著者紹介】山根道公(やまね・みちひろ)
1960年、岡山県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業、立教大学大学院修了。文学博士。ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所教授。遠藤周作学会代表。『遠藤周作文学全集』全15巻解題及び年譜、『井上洋治著作選集』全11巻の編者及び解題を担当。著書『遠藤周作と井上洋治─日本に根づくキリスト教を求めた同志』ほか。1986年より井上洋治神父とともに「風の家」運動を行い、現在もその機関誌「風(プネウマ)」を発行する風編集室(https://www.kazehensyuusitu.jp)代表。
第一部 『深い河』を読む
序章 夕暮の眼差し――「『深い河』創作日記」に触れて
第一章 磯辺の場合――愛する者の死後の行方をさがす旅
第二章 大津の場合――イエスの愛に生きる旅
第三章 美津子の場合――真の愛をさがす旅
第四章 沼田の場合――動物との魂の交流を求める旅
第五章 木口の場合――戦友の死後の平安を祈る旅
終章 母なる「深い河」――魂の故郷を求める旅
第二部 『深い河』の宗教性をめぐって
第一章 マザー・テレサと響きあう世界
第二章 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と響きあう世界
あとがきに代えて――遺品となった二つの言葉から
参考文献
響存する霊性(若松英輔)
改訂復刊あとがき