礼拝と音楽 No.194 2022 SUMMER

礼拝のその場面に、その賛美歌が選ばれているのはなぜか。そんなことを考えずに、礼拝の流れに自分自身をただ委ねる主日があってもいい。でも、歌えばきっと気になるはず。その歌は、いつ、誰の信仰から生まれたのか。賛美歌のあじわいは時代を超え、やがて新しい歌へと受け継がれる。「賛美歌再考」3号シリーズの最終回。
◆賛美歌はこれからどうなるのか? 賛美の形はさまざまに……久世そらち
◆賛美歌を10倍たのしむ! 賛美歌をあじわうキーワード……編集委員会
◆賛美歌をとりまく21世紀音楽の状況……秋岡陽
◆賛美歌創作の実際──作詞家と作曲家の往復書簡……荒瀬牧彦・土井康司
◆【座談会】われわれは何者か──歌えない時代を超えて……尾尻早弥・鈴木敦子・松本義宣 司会=小栗献
【特別寄稿】
アンスガー・フランツ氏に聞く「賛美歌学の今」 見知らぬ天幕の客……翻訳・聞き手 小栗献
【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(2)……西脇 純
◇折々の礼拝(14)……小野輝
◇“コンテンポラリー”を識る(20)小坂忠氏を偲んで……井上 義
◇聖書の歌をうたう(7)……浦上充・大野至・鈴木道也