礼拝と音楽 No.176 2018 WINTER

奏楽者は、礼拝において大きな責任を担っている。わずかな時間をも惜しんで余念なく準備し、極限の集中力で礼拝に臨み、反省点をふり返る。礼拝後にはエネルギーを使い果たしてへとへとになることもある。悔やみきれない失敗もある。でも、奏楽者たちは知っている。神さまの手が、足が、楽器を奏する自分の手足の上に、いつもそっと添えられていることを。
◆礼拝の中での奏楽の役割と選曲……椎名雄一郎
◆会衆賛美とオルガン奏楽の歴史……秋岡 陽
◆【座談会】奏楽者の育てあい、育ちあいの現場で
……稲垣壬午、末次かおり、三浦優子、司会=竹佐古真希
◆奏楽者育成の実践──各地の取り組みから
◆「奏楽者がいない」を豊かな礼拝への転換点に……中村証二
◆さまざまな楽器を用いて……佐々木咲野加、塚本潤一、小栗 献
【特別寄稿】
◇韓国の教会とオルガニスト……キム・ジソン
【好評連載】
◇礼拝とシンボル(15)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇“コンテンポラリー”を識る(2)……井上 義
◇主に向かって“新しく”うたおう!(10)