礼拝と音楽 No.175 2017 AUTUMN

分裂から和解、そして一致へ。「宗教改革500年」は、ルーテル教会とカトリック教会の対話が始められて50年の節目でもある。ルターは何を「改革」しようとしたのか。カトリック教会はどのような取り組みをしてきたのか。そして、ルター以外の改革者たちは何を主張したのか。自分たちのルーツを知り、他者との協働の道を探る旅は始まったばかり。改革は、続く。
◆礼拝改革を続けるための「宗教改革五〇〇年」─争いから交わりへ……松本義宣
◆【座談会】「外」から見たルターの宗教改革……竹内一也、光延一郎、渡辺善忠、司会=小栗 献
◆ルター周辺の改革者たち─礼拝史における影響……伊藤節彦
◆宗教改革期のコラールとオルガン奏楽曲……椎名雄一郎
◆エキュメニカル運動のこれから─ここに、私は立つ……三村 修
◆Common Prayer「争いから交わりへ」……監訳=編集部
◆《エッセイ》第36回キルヘンタークに参加して……ドレーアー京子
◆《エッセイ》共同の祈り─一致に向けて宗教改革五〇〇年……浅野直樹
【新連載】
◇“コンテンポラリー”を識る……井上 義
【好評連載】
◇礼拝とシンボル(14)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇主に向かって“新しく”うたおう!(9)