礼拝と音楽 No.163 2014 AUTUMN

「現代の教会音楽」。それは、特別なことでも新しいことでもない。
バロック、ルネサンス、中世の時代も、もっとさかのぼって旧約聖書の時代も、
礼拝の音楽はそれぞれの時代に生きた人びとにとっての「現代」の音楽だった。
わたしたちと同時代の音楽が礼拝でささげられるとき、わたしたちが生きるこの時代の祈りと賛美が鳴り響く。
◇現代の教会音楽……秋岡 陽
◇ジョン・ラターの礼拝のための合唱曲……スコット・ショウ
◇ニ十世紀後半から現在までのヨーロッパのオルガン作品……グザヴィエ・ドゥプレ
◇現代社会とキリスト教音楽……谷口昭弘
◇時代を抱きしめる音楽……小栗 献
◇奏楽用楽譜紹介……竹佐古真希
◇【エッセイ】
・新しい歌が生まれる時……前田智晶
・北欧でキリスト教音楽の創造を続ける二人の現代作曲家……松原千振
【好評連載】
◇世界の教会建築を巡る.....近藤存志
◇ルターと賛美歌......徳善義和
◇礼拝とシンボル......文=宮越俊光、画=松本太郎
◇世界の教会とともに──WCC第10回総会の礼拝から……西原廉太