礼拝と音楽 No.159 2013 AUTUMN

今、この瞬間にも新しい賛美の歌が生まれている。源泉から湧き出たばかりの歌は、まだ誰にも知られていない。でも、その歌は世界中の人びとに歌われる可能性を秘めている。小さな歌集に運ばれて、やがて大きな歌集へと流れ込む。賛美の歌は世界を旅するのだ。
◇新しい出会いの起こる場所──小歌集の世界.....小栗 献
◇宗教改革と小歌集
──主に十六世紀ドイツ語圏における......松本義宣
◇明治初期の小讃美歌集......手代木俊一
◇賛美歌集と補遺版──日本とアメリカの歌集......水野隆一
◇【座談会】賛美歌の生まれるところ
......荒瀬牧彦・川上 盾・日笠山吉之/司会=小栗 献
◇小歌集のこんな使い方──竜ヶ崎教会の場合......飯塚拓也
◇日本の小歌集紹介......編集部
【特別寄稿】
◎CD案内 今、この時代に
──CD「感謝にみちて『讃美歌21』の歌詞によるドイツコラール」によせて……吉岡光人
【好評連載中】
◇ルターと賛美歌......徳善義和
◇世界の教会建築を巡る──表紙の教会......近藤存志
◇第二バチカン公会議50周年......宮越俊光