礼拝と音楽 No.185 2020 SPRING

「主よ、お話しください。僕は聞いております」──。
代々の信仰者は全身全霊を傾けて、御言葉にあずかってきた。今を生きる私たちもまた歴史に学びつつ、この時代にふさわしい翻訳聖書との出会いを通して、御言葉から射し込む新しい光に照らされ、信仰の喜び、礼拝の豊かさを味わいたい。
◆古代教会の典礼における聖書……石井祥裕
◆聖書の御言葉を、礼拝で理解できた時──ルターの礼拝改革再考……松本義宣
◆朗読される言葉としての聖書……石田 学
◆聖書の言葉と式文──日本聖公会の場合……加藤博道
◆聖書翻訳と賛美歌のことば……荒瀬牧彦
◆《座談会》御言葉を今ここで起こる出来事として──『聖書 聖書協会共同訳』をめぐって
……小友 聡・菅原裕治・宮越俊光・司会=石田 学
◆エッセイ 『聖書 新改訳2017』に寄せて……藤本 満
◆資料 和訳聖書系図……日本聖書協会
【追悼】
◇出会いと感動の語り部大塚野百合氏を偲ぶ……小倉義明
【特別寄稿】
◇ローマ教皇訪日のミサに携わって(2)……宮越俊光
【好評連載】
◇礼拝とシンボル(23)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇“コンテンポラリー”を識る(11)……井上 義
◇折々の礼拝(6)……中道基夫