宮本久雄著作選集1 聖書
旅する神のダーバール(言即事)と共に

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【シリーズ続刊】
『2 キリスト教思想──愛とケノーシスの間(あわい)にて』2025年12月予定
『3 エヒイェロギア──自らを超えゆく神の探究』2026年2月予定
【著者紹介】宮本久雄(みやもと・ひさお)
1945年新潟県高田(現上越市)に生まれる。東京大学、同大学院を経て、カナダ・ドミニコ会哲学神学大学、エルサレム・フランス聖書考古学研究所、パリ・カトリック大学神学部博士課程を遊学後、東京大学大学院総合文化研究科教授、上智大学神学部教授を経て、現在、東京純心大学教授(専攻:聖書思想、教父神学、哲学)。
Ⅰ 旧約聖書
第1章 神の似像としての「男・女」協働体──創世記1〜3章の物語り論的解釈
第2章 ヨブ記の物語り論的解釈──苦難、他者、証言
《コラム》 「無」を語る花──ホセアの言と生
Ⅱ 新約聖書
第3章 福音書の譬え話の解釈──「異化作用・記憶の痕跡」の探究
第4章 ヨハネ福音書とプネウマ言語──仲介する第三者
第5章 身体(ソーマ)を張って生きたパウロ
《コラム》 記憶に拠る食卓協働体の成長と歴史的カイロス
〈寄稿エッセイ〉山本 巍