ナウエン・セレクション 平和の種をまく
祈り、抵抗、共同体

「平和をつくる者とならずにキリスト者でいることなど、誰にもできない」とナウエンは断言する。今こそ私たちは、イエス・キリストに従う者として、「恐れの家」を出て「愛と平和の家」へと歩みだそう。20世紀を代表する霊的指導者ナウエンが、平和のつくり方を論じる注目の書。
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[著者紹介]
ヘンリ・ナウエン
1932~1996年。オランダ生まれ。カトリック司祭。イェール大学、ハーバード大学などで教鞭をとり、1986年以降、カナダ・トロントにある障害のある者、ない者が共に生きるデイブレイク・ラルシュ共同体でチャプレンを務める。
[訳者紹介]
渡辺順子(わたなべ じゅんこ)
仙台市生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。翻訳家。
[解説者紹介]
徳田 信(とくだ まこと)
フェリス女学院大学教員。1978年、兵庫県生まれ。国際基督教大学、東京キリスト教学園、国際バプテスト神学校などで学ぶ。
はじめに
第一章 祈り
第二章 抵抗
ノーと言うこと
イエスと言うこと
祈りの一形態としての抵抗
第三章 共同体
おわりに
訳者あとがき
解説 ヘンリ・ナウエンにおける「平和の霊性」……徳田信