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2022.11.29
シリーズ わたしたちと宗教改革1 歴史
わたしたちは今どこに立つのか

1517年に始まった宗教改革のうねりは、ヨーロッパ全土、そしてイングランドを刷新し、アメリカへと伝わった。さらに遠く日本へと、宣教師がその信仰をもたらした。現代日本に至るまで、プロテスタント信仰がたどった遥かな旅を描く、画期的な宗教改革史。
第1章 その時がやって来る
1 教会の腐敗
2 改革の胎動
第2章 ドイツの宗教改革
1 ルターによる改革の進展
2 ルターの神学的突破
3 教会の改革─説教、讃美、聖餐
4 ヴィッテンベルクの混乱
5 ドイツ農民戦争
6 領邦主導の宗教改革
7 北欧にのびるルター派
第3章 スイスの宗教改革
1 ツヴィングリ
2 再洗礼派
3 カルヴァン
4 ハイデルベルク─ドイツの中の改革派
第4章 イングランドとスコットランドの宗教改革
1 イングランド宗教改革の起源─ヘンリ8世の離婚問題
2 イングランド宗教改革の実質
3 メアリ1世─カトリックへの復帰
4 エリザベス1世の選んだ道
5 スコットランド宗教改革
6 ピューリタン
第5章 プロテスタント教会の確立─ 光と影
1 カトリック改革─トリエント公会議
2 宗教戦争
3 啓蒙主義、正統主義、敬虔主義
4 プロテスタント文化
第6章 プロテスタントの新ブランド─ アメリカ
1 ニューイングランド
2 アメリカ・キリスト教の源流
3 信仰復興運動─大西洋をはさんで
4 信仰復興運動の特性
5 第2次大覚醒(1800–60年)
第7章 日本のプロテスタント教会
1 プロテスタント世界宣教の始まり
2 プロテスタント日本宣教の夜明け
3 日本人キリスト者の信仰
4 天皇制国家主義と教会
5 伝道と聖化の運動
6 戦時下の教会合同
7 戦後の教会
第8章 宗教改革500年に想う
1 宗教改革研究─アイデンティティーの確認
2 良心の自由、聖書解釈、教派の広が
3 一致と寛容
4 ルターの味わい