礼拝と音楽 No.144 2010 WINTER
多くの合唱団がレパートリーとしている「ミサ曲」。それらの美しい響きは、カトリック、あるいはキリスト教といった枠組みを超えて、人の心を魅了し続けている。そもそも「ミサ」とは、「ミサ曲」とは何か。歴史と現在を多角的に解説する。(とびら文章より)
【特集】
◆ミサとは何か……嘉松宏樹
◆ミサとミサ曲ハンドブック……秋岡 陽
◆ミサ曲の名曲……吉川 文
◆ミサ─新約時代の聖餐とユダヤ教との繋がり……山田耕太
◆ルターの宗教改革前後とミサ……徳善義和
◆第二バチカン公会議前後のミサ……宮越俊光
◆私たちの礼拝の中でミサ曲(サーヴィス・ミュージック)
の宝を生かす……加藤博道
◆『讃美歌21』とミサ曲……楠本史郎
【特別読みもの】
●新譜完成によせて
CD『ガリラヤの風かおる丘で 菅英三子「讃美歌21」を歌う』
●マンガ キリスト教入門 番外編
「讃美歌はコピーしたらアカンの?」(春名康範)
【教会暦・もうひとくふう】
●レント、イースター(与那城初穂、神﨑典子)
【連載】
○礼拝堂をめぐる―表紙の教会(20)
〜日本聖書神学校(田淵 諭)
○バッハこぼれ話(14)
〜ケーテンの謎(1)(川端純四郎)
○読書案内
◆ 国井健宏 著
『ミサを祝う―最後の晩餐から現在まで』(久世そらち)
◆ 原崎悦子/石橋えり子 著
『こどもさんびか改訂版 手話で歌おう! 教会の祭りと行事』
(江見淑子)
○賛美歌を読む―歌詞と曲(25)
〜『讃美歌21』152番「みめぐみふかき主に」(水野隆一)
○教会音楽ジャーナル
○主日礼拝に備えて―説教者・奏楽者とともに