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『慰めのコイノーニア』『現代キリスト教教育学研究』が紹介されました
2022.06.23
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2021.02.09
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『現代キリスト教教育学研究』の書評が掲載されました(『クリスチャン新聞』)
2021.01.28
現代キリスト教教育学研究
神学と教育の間で
東京神学大学で長年キリスト教教育学を講じてきた著者による、多岐にわたる視点からキリスト教教育学を論じた精選論文集。
著者 | 朴憲郁 著 |
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ジャンル | 教育・CS・CS用品 > 教育 |
出版年月日 | 2020/08/24 |
ISBN | 9784818410718 |
判型・ページ数 | A5・680ページ |
定価 | 定価8,250円 (本体7,500円+税) |
在庫 | 在庫あり |
▶︎『本のひろば』掲載の書評は下記からご覧いただけます
「現代のキリスト教教育学を論じた本格的な精選論文集・学術研究書」(評者:吉岡良昌)
*『日本の神学』60巻(2021年発行)にて、駒木 亮氏による書評が掲載されました。
以下のアドレスで書評をご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihonnoshingaku/60/0/60_166/_article/-char/ja
第Ⅰ章 聖書神学の視点
1節 教師イエスと共同体の形成─新約聖書における教育の一考察
2節 イエス伝承と教会教育
3節 ヘブライ書12章4─11節の〈主のパイデイア〉概念について
第Ⅱ章 教会教育の視点
1節 教会教育学の出現とその特性
2節 教会における児童礼拝とその説教
3節 受洗志願者教育の意義
4節 洗礼・堅信を巡る教会教育─歴史的考察
5節 洗礼・堅信を巡る教会教育─実践神学的考察
第Ⅲ章 神学諸分野の視点
1節 シュライエルマッハーにおける宗教教育の根本思想
─ルターとの対比において
2節 創造論における自然神学の再考─宗教教育学的展開
3節 歴史の中に働く神─個人史的視点から
4節 ルターにおける教会とこの世への責任的地平
第Ⅳ章 神学教育の視点
1節 伝道者養成の視点から見たキリスト教教育者養成
2節 神学教育におけるキリスト教教育
第Ⅴ章 キリスト教教育学の視点
1節 二十世紀キリスト教教育学の経緯と今日の動向
─ドイツ神学の脈絡において
2節 多宗教社会におけるキリスト教教育学の課題
3節 今日の「象徴」教授法
─ティリッヒの「宗教的象徴」を手がかりに
4節 今日の「家族」に対するキリスト教教育学的一考察
5節 福音による変革と形成─宗教教育学的考察
第Ⅵ章 信仰と教育の視点
1節 信仰と教育─歴史的・キリスト教教育学的一考察
2節 信仰継承の意味と諸相
第Ⅶ章 人間形成の視点─「神の像」概念から
1節 「神の像」としての人間理解に基づく教育的展開
─モルトマンの創造論より
2節 「神の像」としての人間の形成の問題
─ブルンナーとバルトの神学的人間論より
3節 「神の像」としての人間の形成
─組織神学者との対論(自己同一性・人格・自由を巡って)
4節 キリスト教的人間形成と教育
第Ⅷ章 モラル教育の視点
1節 モラル崩壊に直面する幼・小・青年への宗教倫理の教育
2節 宗教・道徳の教育と神学的省察
3節 韓国の戦後史における道徳教育・宗教教育の過去と現在
第Ⅸ章 キリスト教学校の視点
1節 学生・生徒たちの中のクリスチャン教師像
─教師論について
2節 告知としての聖書科授業─教育における伝道の可能性
3節 キャンパス・ミニストリーと担い手
第Ⅹ章 社会・民族・国家の視点
1節 在日コリアン・マイノリティーの視点からの平和教育
2節 国家と宗教教育─南原繁の政治教育思想から学ぶ
3節 日本における道徳と宗教の教育─田中耕太郎の場合