カール・バルト 未来学としての神学

聖書は、未来の希望を指し示す。そして20世紀最大の神学者カール・バルトは、この聖書が示す希望を現代世界に語った。バルト召天50年を記念して刊行される本書は、世界の闇が深まりゆく今こそ、バルトの生涯と思想をたどりなおし、真の希望を捉えようと、読者をいざなう。
*『日本の神学』58巻(2019年発行)にて、藤原佐和子氏による書評が掲載されました。
以下のアドレスで書評をご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihonnoshingaku/58/0/58_150/_article/-char/ja
第1章 未知の言葉が語りかける──バルト神学の誕生
第2章 未知の言葉を聴きとる──バルト神学の礎
第3章 未来は自由と愛に満ちている──バルト神学の展開
第4章 未来は〈壁〉を超えて到来する──バルト神学の地平