信徒の友 2014年7月号

農村の高齢化、後継者不足、TPP……。農業を取り巻く環境の厳しさだけが伝えられる昨今だが、そんな時代でも「農」は輝きを失っていない。命を支える土との対話を通して人と人とのつながり、自然とのつながり、神とのつながりが見えてくる。
◆聖書と農─耕すことが人を育てる……榮 忍(とわの森三愛高等学校校長)
◆小さなわたしにできる平和への道……竹之下萌愛(「宙の学舍」住人)
◆命をつなぐ「日々の糧」……大栁由紀子(アジア学院教務主任)
◆土から受ける「幸せな食卓」……中村 満(「農園 手と手」働き手)
◆援農で広がる人の輪─釜ヶ崎・いこい食堂……編集部
◎特別読物
『氷点』誕生50周年! 記念事業でいざなう三浦綾子の世界
……難波真実(三浦綾子記念文学館事務局次長、士別教会牧師)
<連載>
●みことばにきく……加藤常昭
●“さんだ”からお届け! 旬を楽しむスローフード
─トマトステーキ ほか……三宅幸子
●祈りの大地
─アトス半島・神に祈る空間……桃井和馬
●聖なる光と祈りの空間
─五島列島の潜伏キリシタン……鈴木元彦
●シリーズ がんと生きる
がん哲学外来……樋野興夫
私のがん体験記……嶋田弥生
●山上の説教を読む……川崎公平
●臨床宗教師が被災地で考えたこと……川上直哉
●IN Society SCF(学生キリスト教友愛会)
─脱原発テントひろばから受け継ぐ思い……上野洋介
●あらすじで読むキリスト教文学
─三浦綾子『草のうた』……奥野政元
●シネマへの招待
─『ノア 約束の舟』
●【マンガ】コーリャンの大地から……ないとうかずえ
●神に呼ばれて……成井大介
★日毎の糧……及川 信