信徒の友 2014年3月号

東日本大震災3年目の受難節を迎える。この震災を契機に
受難・苦しみの意味はいっそう深く問われるようになった。
慰めの言葉はそこから生まれてくるのではないだろうか。
◆「わからない」から始まる新しい物語
……奥田知志(日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師、NPO法人北九州ホームレス支援機構理事長)
◆震災の喪失感の中で私を支えたもの……石井進一(宮城・名取教会員)
◆文学がとらえる「苦難」……佐藤司郎(東北学院大学文学部教授)
◎特別読物
・チェルノブイリから考えるフクシマ……飯田瑞穂、朴 貞蓮
・被災地・大船渡からの証し……山浦玄嗣
・東日本大震災・震災後の教会堂復興の歩み……木下滋雄、高橋和人
・ドイツで考えた私の献身─ユースミッション2013報告
<連載>
●祈りの大地
─先住民の祈り……桃井和馬
●新島八重を追いかけて【最終回】
─神のよき友となれ………山下智子
●キリスト教名画の世界へようこそ【最終回】
─ミケランジェロ「最後の審判」……太田智子
●写真ルポ 被災地を歩く【最終回】
─福島・南相馬市……小林 惠
●シネマへの招待
─『大統領の執事の涙』
●被災地だより【最終回】
─台湾での保養に招かれた福島の子どもたち
●みことばにきく……大宮 溥
●モーセと行く荒れ野の旅【最終回】……小宮山 剛
●【マンガ】コーリャンの大地から……ないとうかずえ
●Youth Today【最終回】……矢竹明日香、石原麻衣(活水学院)
●“こころ”と“からだ”の健康【最終回】……藤掛 明
●シリーズ「自死」を考える【最終回】……西原由記子、齋藤友紀雄
●神に呼ばれて……濱田裕三
●あらすじで読むキリスト教文学
─三浦綾子『積み木の箱』……森下辰衛
★日毎の糧……星野正興