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『悲しみよありがとう』の書評が掲載されました(『百万人の福音』1月号)
2020.12.11
悲しみよありがとう
まばたきの詩人 兄・水野源三の贈り物

まばたきの詩人・水野源三。脳性まひで四肢の自由と言葉を発する能力を失い、唯一の意思伝達法である五十音表を使った「まばたき」で多数の詩・短歌・俳句・賛美歌を残した。そのまばたきを書き写し続けた妹・久子さんが記す兄・源三の思い出。まばたきで紡がれた詩も27編を精選し、美しい写真を付して収録。
▶︎三浦綾子文学館特別研究員、水野源三研究家である森下辰衛氏による紹介は下記からご覧いただけます
「兄水野源三にもらったもの-林久子『悲しみよありがとう』」
【読者の声】
・源三さんのことは、少しだけ知っていましたが、こんなに家族に愛されて生涯をすごされた方であったとはじめて知りました。支えられたお一人の林久子さんのまっすぐな言葉、文章に感動しました。胸が熱くなりました。家族愛の大切さをしみじみ感じました。
・源三さんやご家族の深い愛、そして神さまをたたえる詩に感動しました。
・日本人の中に、また、この異邦の人々日本人の中に、こうして悲しみの中にあっても真実の神様に出会い信じて生き生かされておられる方がいて読み進んでいく内に悲そうになんていう思いなど働かず、一人の信仰深い方の話を私へのメッセージとして、真に!!!と思い神様に深い感謝がありました。
・初めから涙、涙…でした。源三さんを残して逝かねばならなかったご両親のお気持ちに胸がしめつけられます。血を吐くような苦しみの中でも、神をたたえる詩を作ってゆかれた源三さん…妹さんやご家族の方、先生方…神様のお導きですね!!
・本を開くと源三さんのやさしい笑顔が写され大きく見開かれた眼からことばがつむぎ出されていたことが深く伝わってきました。そのことばに寄り添うように写されていた写真の数々もとてもよかったです。涙があふれた本でした。
・水野源三さんを囲むご家族のあたたかさがじんわりと広がり、感動につつまれ、何度も読み返しています。ピュアな信仰は源三さんのお人柄か、こうありたいと思います。そばに置いていつでも開きたい本です。
・詩に感動。水野源三さんの家族の愛に感動。詩が生まれる原動力の大きな存在にハレルヤ。
プロローグ 兄源三の残してくれた「まばたきの贈り物」
◎生きる
◎有難う
◎草笛
◎父と行ったあの川原には
病魔
◎黄ばんだ写真
◎不安
五十音表
◎小さな貝殻
◎南天
◎すみれ
創作
◎機織虫
◎道案内
◎気にかかって
◎手紙
宮尾先生との出会い
◎あの日あの時に
◎お話して下さい
花火
◎亡き父
◎秋
父のこと
悲しみよ
◎悲しみよ
カッコウの声
◎息
◎心臓
母が逝く
◎ほこらないで
◎母
◎詩
◎小豆
榎本保郎先生
◎嫁ぎ行く妹へ
◎妹家族
◎苦しまなかったら
髙橋三郎先生
天国へ旅立った兄
エピローグ