日本人に響く言葉でキリスト教をわかりやすく解説、第2期完結!
慶應義塾大学における講義を『日本人のためのキリスト教入門』として初の単行本化。日本人に響く言葉でキリスト教をわかりやすく解説する。さらには、「井上洋治著作一覧」、高橋たか子氏のエッセイ、佐藤優氏の書き下ろしエッセイも併せて収録。充実した一冊。
【目次】
編者の序
序章 宗教固有の世界
第1章 「無」としての神
第2章 絶えざる創造
第3章 三位一体論とイエスの神アッバ
第4章 日本におけるイエスの顔
第5章 キリスト教と文化
第6章 救いの出来事としての復活
第7章 日本文化の底を流れるもの(一)
第8章 日本文化の底を流れるもの(二)――キリストのからだ
第9章 信仰とは何か
第10章 神・イエスのアガペー(悲愛)について
第11章 祈り
《付録》「祈りの心」
「井上洋治著作一覧』(山根知子・髙田ひかり編)
《寄稿エッセイ》「信仰の土着化を真剣に考え、実行した人」(佐藤優)
《再録エッセイ》「神の位置」(高橋たか子)
遅れてきた遺言(若松英輔)
解題及び本著作選集の意義について(山根道公)