日本キリスト教団出版局



キーワードでたどるキリスト教の歴史


キーワードでたどるキリスト教の歴史


林 信孝:著

四六判 並製 272ページ

2,376円税込

ISBN978-4-8184-0668-1 C0016

2008年02月


オーソドックスな歴史の知識にとどまらず、ローマ期から現代に至るそれぞれの時代のキーワードを解説することで、キリスト教の歴史をたどる。多くの図版や写真、教会建築史や人物伝などの「コラム」を収録。ヨーロッパの旅行ガイドとしても十分に楽しめる。


【目次】

  キリスト教教派図/まえがき

第1章 弟子から教会へ 1世紀
      ……イエスはキリスト
  キリスト教のシンボルは十字架ではなかった!?
    イクテュス/シンボル
  キリスト教徒の聖書
    聖書世界の言語/七十人訳/旧約続編
  1世紀の教会生活
    カタコンベ/食事の姿勢
  東方のキリスト教
    アジアの宗教/アルメニア教会/東方諸教会

第2章 迫害から国教へ 2―4世紀
      ……教会こそ神の国
    これにて勝て/カイロー/キリスト教国ローマ/ニカイア公会議/
    ニカイア信条/アンブロシウスを司教に!/郷に入っては郷に従え/
    取りて読め/知らんがために我信ず/神の国
  ◎ミニコラム
   Ⅹmasの ’
  ◎コラム
   教会堂建築の歴史①バシリカ様式

第3章 拡大から混迷へ 5―6世紀
      ……まことの神、まことの人
    ローマ帝国分裂/中世はいつからいつまで?/五人の総主教/
    ローマ教皇とコンスタンティノポリス総主教/正統と異端
  1世紀の異端
    グノーシス派/エビオン派
 2―3世紀の正統と異端
  4世紀の正統と異端
    マニ教/アレイオス派/アタナシオス派/
    ホモウーシオスとホモイウーシオス
  5世紀の正統と異端
    ネストリオス派/カルケドン公会議/単性論教会と景教/
    ローマ五大聖堂と聖ソフィア/古カトリック教会
  ◎コラム
   新約聖書の正典化と使徒教父文書/ヒエロニュムス/
   教会堂建築の歴史②ビザンティン様式

第4章 荘厳から分離へ 7―10世紀
      ……父(と子)から出て
  フィリオクェ
    ユーゴ紛争の遠因/東西の文化の違い/フィリオクェ論争/
    聖画像論争/フランク王国/オリエンテーション/グレゴリウス一世
  ◎コラム
   東方正教会/埋葬と門出

第5章 隠者から軍隊へ 11―14世紀
      ……祈れ、働け!
    ブラックフライアーズ駅/修道士/ベネディクトゥス/
    祈れ、働け!/クリュニー/シトー/ロマネスク/十字軍/
    ヴェズレーとサンティアーゴ・デ・コンポステラ/
    レコンキスタと巡礼/騎士団/フランチェスコ/教皇の精鋭部隊
  ◎ミニコラム
   聖務日課/ハーメルンの笛吹き男とドイツ人の東方入植
  ◎コラム
   教会堂建築の歴史③ロマネスク様式/
   教会堂建築の歴史④ゴシック様式/
   教会堂建築の歴史⑤ムデハル様式/
   教会堂建築の歴史⑥ルネサンス様式/
   サンフランシスコとロスアンジェルズ/ヴァルドーをさがせ!/
   メメント・モリ/モンマルトル

第6章 強権から抵抗へ 14―15世紀
      ……真実を愛し、真実を語り、真実を守れ
  神聖でも、ローマ的でも、帝国でもない/カノッサへ行く/叙任権闘争/
  教皇は太陽、皇帝は月/教皇のバビロン捕囚、大分裂/ウィクリフ/
  人民の、人民による、人民のための統治/フス/コンスタンツ公会議/
  フス戦争/真実を愛し、真実を語り、真実を守れ/サヴォナローラ/
  ルネサンスとキリスト教/贖宥状、ローマの牝牛/
  先駆者と改革者の違い/グーテンベルク
  ◎コラム
   ジャンヌ・ダルクとフス派/聖書に章と節をふった人

第7章 改革から開拓へ 16世紀前半
      ……ヴィッテンベルクに槌音は響いたか?
  ルターの改革
    信仰義認・聖書のみ・万人祭司/普遍論争/
    オッカムの剃刀/人文主義と聖書学/参事会/
    ヴィッテンベルクの槌音/ヴァルトブルクのインク壺
  カルヴァンの改革
    常に改革されるべき教会/アウクスブルクの和議と三十年戦争
  カトリック改革
    トリエント公会議/イエズス会/神のより大いなる栄光のため/
    ポルトガルとイスパニアの世界分割/主よ、十分です/
    高山右近/地球の裏側が鎖国の原因?
  ◎コラム
   ルターのクリスマス・ツリー伝説/会衆歌と詩編歌/
   改革者たちの本名/ライン川とエルベ川/民族と宗教

第8章 独立から分派へ 16世紀後半
      ……スコットランドを我に、しからずんば死を!
    プロテスタントのその後/首長令/イングランドの二人のトマス/
    ノックス/セント・アンドルーズ/三人のメアリとノックス/
    スコットランドを我に、しからずんば死を/
    ピルグリム・ファーザーズ/感謝祭/オランダの教会
  ◎コラム
   シェイクスピアと欽定訳聖書/ユニオン・ジャック/
   アイルランドの旗/ハロウィーンとガイ・フォークス・デイと感謝祭/
   ポカホンタスとキリスト教

第9章 理性から倫理へ 17―18世紀
      ……最も良きことは神が共にいましたもうこと
    理性の時代/デカルトと合理主義/スピノザと汎神論/
    経験論/カント/ルター派正統主義と敬虔主義/
    ツィンツェンドルフとモラヴィア兄弟団/
    ツヴィングリの流れの正統主義と再洗礼派/メノナイト/
    カルヴァンの流れの正統主義とアルミニウス/
    イングランドのピューリタン/主教戦争と清教徒革命/
    クロムウェルと名誉革命/ヘルウィスとバプティスト/
    フォックスとクェーカー/ウェスリーとメソディスト/
    世界はわが教区/キリスト者の完全/
    最も良きことは神が共にいましたもうこと
  ◎コラム
   チューリップの神学/コモンウェルス/
   実業家を生んだ教派クェーカー/ウェスリーを生かした神の言葉/
   ジャンセニズムとパスカル/教会政治/
   教会堂建築の歴史⑦バロック様式

第10章 伝道から学問へ 19世紀
      ……ボーイズ・ビー・アンビシャス!
    フランス革命とキリスト教/国教会と自由教会/
    アメリカの国内宣教/ヨーロッパの国内宣教/救世軍/
    欧米の外へ/モリソンとモリソン号事件/リヴィングストン/
    最後の伝道地/浦上四番崩れ/最初の日本人プロテスタント信徒/
    横浜バンド/クラークと札幌バンド/ジェーンズと熊本バンド/
    シュライアマッハーとキルケゴール/自由主義神学と聖書学/
    福音派とカトリックの態度
  ◎ミニコラム
   ヘボン
  ◎コラム
   信仰告白の配列/ボーイズ・ビー・アンビシャス! だけ?/
   あと二つのバンド/リヴィングストンとリドル/
   教会堂建築の歴史⑧新古典主義様式/ルルドのベルナデット/
   教会堂建築の歴史⑨アール・ヌーヴォー様式

第11章 戦争から福音へ 20世紀前半
      ……神の前に、神と共に、神なしに生きる
    危機神学=弁証法神学=神の言の神学=新正統主義/
    新正統主義の位置/聖書学の発展/超国家主義とキリスト教/
    告白教会とボンヘッファー
  ボンヘッファーの思想
    安価な恵み/他者のための教会/成人した世界/
    神の前に、神と共に、神なしで生きる
  ◎コラム
   シュヴァイツァー/原理主義=根本主義?/モンキー裁判/
   教会合同とエキュメニズム/ホーリネス・ペンテコステ・カリスマ/
   コルベ神父/20世紀の殉教者/第六部・第九部/
   教会堂建築の歴史⑩モダニズム様式

第12章 対立から一致へ 20世紀後半
      ……私には夢がある!
    聖書学の進展/第二ヴァティカン公会議/
    実践神学の復権と賛美歌爆発/キング牧師/解放神学
  ◎コラム
   古文書の発見/マザー・テレサ/日本基督教団の戦責告白/
   日本基督教団と沖縄キリスト教団の合同/霊性と敬虔/
   韓国のキリスト教/キリスト教は欧米か?

  あとがき/各章の参考資料/索引


100選案内ページ
賛美歌案内ページ
リトルベル刊行絵本一覧
「牧師」を知る10冊
オルガン曲集一覧表
311を忘れないために

楽譜のコピーはやめましょう
日本基督教団ホームページ
こひつじ文庫ホームページ
»twilog(ツイログ)で見る
※ブログ形式でツイートが
 ご覧いただけます