イエスの死の意味
旧約の犠牲祭儀から読み直す

[著者紹介]
C.A.エバハルト
ヒューストン大学比較文化研究学部教授、同学部の宗教研究科長。儀礼、和解および贖いの概念、聖書本文および写本、第二神殿期ユダヤ教文献および文化、聖書解釈史、クムラン文書断片/死海文書、聖書考古学および地形学、初期キリスト教文書、宗教間対話などに関する研究多数。
[訳者紹介]
河野克也(かわの かつや)
1965年愛媛県生まれ。東京神学大学特任准教授。日本ホーリネス教団中山キリスト教会牧師。国際基督教大学修了、東京聖書学院修了、神戸ルーテル神学校修了(M. Div.)、合同メノナイト聖書神学校修了(M.A.)、デューク大学神学部修了(Th.M.)、サザン・メソジスト大学大学院博士課程満期退学。新約聖書学専攻。
序論 現代キリスト教と「イエスの犠牲」
第1章 ヘブライ語聖書を読み直す──犠牲祭儀を発見する
第2章 イエスの犠牲──キリスト論的贖いのメタファーを理解する
第3章 結論──「イエスの犠牲」の再考