信徒の友とは

 1964年、結成20年余の若い日本基督教団が教会と信徒同士の交わりを確かなものとし、教団を「血の通ったものとする」(当時の大村勇日本基督教団総会議長の言葉)ために創刊されたのが本誌です。

信徒と歩む、社会と歩む

 社会の中で生きていく信徒と共に生活の身近な課題をキリスト教の視点から見つめていきたいと願っています。こころの問題、環境・原発問題、人権問題、憲法問題、平和問題など、社会の課題をこれからも取り上げていきます。

信徒の連帯性のために

 日本基督教団には全国に1700余りの教会、伝道所があります。大都市にばかりではなく、地方都市や農村、漁村、山村にもあります。そうした教会すべてがキリストの体の一部であり、かけがえのない存在です。そこに暮らす信徒の姿と教会を紹介することにより、全国の信徒・教会が共に支え合い、祈り合う「祈りの共同体」を誌面を通じて作りたいと願っています。

信徒の学びと養いのために

 本誌の学びの特長は、どこまでも聖書が中心であるということです。またそれは信徒の日常生活に即した学びです。その日常生活は山あり谷あり、平坦ではありません。一日一日の励ましと力を与える学びとなるよう心がけていきます。

福音を伝えるために

 日本基督教団は伝道する教団、宣教する教団です。信徒一人一人もそのために召されています。もちろん、時代の変化の中で人々のニーズは変わり、それに対応して福音の伝え方も変わってきました。これからも、その時代にふさわしい福音の伝え方について『信徒の友』は読者と一緒に考えていきます。

楽しく読めること

 信仰総合雑誌として学びや証しばかりではなく、ホッとできる記事、マンガ、クイズ、投稿コーナーなど、読者が毎号楽しく読めるコーナーを充実させてきました。今後も新しい企画に挑戦していきます。

東日本大震災を経験して

 2011年に私たちは東日本大震災を経験しました。その傷跡は今もなまなましく、被災地の復興は緒についたばかりです。特に原発事故は収束のメドさえたたず、むしろ深刻さを増しています。
 しかし、たとえどのような経験をしようとも、私たちが信じている希望は確かなものなのだということを被災地の人々と共有したいと『信徒の友』は願っています。また被災地の一人一人の声に耳を傾け、その声が全国の祈りの輪として広がり、人と人、教会と教会がつながることを願っています。
 もちろん、災害報道にかぎらず、一人の声を全体に届けることは『信徒の友』の使命です。

これからの『信徒の友』

 『信徒の友』ではこれまでさまざまな執筆者と一緒に誌面を作ってきました。今後も、それぞれの分野ですぐれた執筆者を発掘し、共に成長していきたいと願っています。
 また、日本全体が高齢化する中で、地方の教会・信徒は孤立しがちです。これまで通り、そのような信徒と教会をつなぐ雑誌でありたいと願っています。そして一部の喜びが全体の喜びとなり、一部の悲しみが全体の課題となるような読者共同体を実現したいと願っています。
 日本の教会の希望の光は、そこにあるのではないかと思います。『信徒の友』はその光を届ける雑誌でありたいのです。

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