50年特集号:2014年4月号
特集

50年の継承
──過去・現在・未来

1964年に創刊されてから50年を迎えた『信徒の友』。
読者と歩んできた半世紀を振り返りつつ、あらためて
本誌の課題と使命を考える。

信徒の友 2014年4月号
特集1
『信徒の友』の果たした役割とこれからの使命

 ……石井錦一(『信徒の友』第2代編集長)、
   聞き手:木下宣世(『信徒の友』編集委員)

『信徒の友』が日本の教会と共に歩んだ50年。
そこで目指されたものは何か、そして今後の課題として託されているものは何かについて、第2代編集長として20年あまりにわたって現場に立ち続けた石井錦一牧師に聞きました。

特集2
《年譜》50年の歩み

1964年4月創刊号から、時代の動きとともに取り上げてきた記事をピックアップ。50年を概観します。

特集3
「信徒の神学」の提唱者 隅谷三喜男

 ……福田佳也(東京・代田教会員)

「神学」とは神学者や牧師が論ずるものと考えられていた時代に、「信徒の神学」を提唱した隅谷三喜男(経済学者。1916-2003)。氏はまた、欧米の神学を学ぶことが中心だった時代に、日本の現実の中での神学を試みた。信徒主体ともいえる『信徒の友』のあり方を理論的に支え、また執筆者として応援した隅谷三喜男の功績を振り返る。

◎巻頭言

被災地からのイースターメッセージ「復活の主は今も先にガリラヤへ行っておられる」
……小西 望(東北教区総会議長、宮城・仙台北教会牧師)

◎特別読物

・山津波にのみ込まれた伊豆大島・元町─犠牲となった清水和子さんの足跡を訪ねて……編集部
・日本クリスチャン・アカデミー報告─エネルギー問題が浮き彫りにするにする日本という国の姿
 ……発題者:姜尚中(聖学院大学学長)、上山修平(日本キリスト教会横浜海岸教会牧師)
   報告者:小久保 正(日本クリスチャン・アカデミー代表理事)

◎好評連載(新連載多数!)

●“さんだ”からお届け! 旬を楽しむスローフード(新連載)

 【自然の恵み豊かな兵庫県三田の地から、四季折々の食材を生かしたおいしい料理を提案。著者が取り組んできた、
  食を神さまからの恵みと考えるスローフードのアイデアもコラムでお届けします。】

 ・春の鯛ちらし……三宅幸子(料理教室「むぎ」主宰、摂津三田教会員)

●聖なる光と祈りの空間(新連載)

 【聖なるものを知覚する場所とは? 山口サビエル記念聖堂、千利休の待庵、五島列島の諸教会、横浜クライストチャー
  チ、ヴォーリズ設計の大阪教会など、祈りの場を写真と建築が専門の芸術家が聖なる光を通して捉えます。】

 ・栃木・那須トラピスト修道院……鈴木元彦(アーティスト〔写真家・建築家〕)

●シリーズ がんと生きる(新連載)

 【がん患者の心のケアを目的とする新しい試み「がん哲学外来」。がんになっても使命感をもって生きることのすばらし
  さを、この外来の提唱者・実践者であるクリスチャンの医師と、その哲学に触れたがんサバイバーが語ります。】

 ・がん哲学外来……樋野興夫(順天堂大学医学部 病理・腫瘍学教授)
 ・私のがん体験記……前川知恵子(東京・東久留米がん哲学外来スタッフ)

●山上の説教を読む(新連載)

 【山上の説教は、感銘、反発、困惑、衝撃など、忘れ得ぬ印象を多くの人に与えてきました。少なくとも看過することの
  できない力を、これらの言葉は持っています。それを語られた主イエスの真意にあらためて迫ります。】

 ・幸いを告げる主イエスとの出会い……川崎公平(神奈川・鎌倉雪ノ下教会牧師)

●臨床宗教師が被災地で考えたこと(新連載)

 【東日本大震災後、被災地では布教を目的とせず、公共の場で、超宗派の宗教者たちが人々に寄り添っています。チャプ
  レンの訳である「臨床宗教師」を通して被災地を、被災地を通して宗教者のあり方を考えます。】

 ……川上直哉(宮城・仙台市民教会牧師、東北ヘルプ事務局長)

●IN Society──行って見て、聞いて話して考える 社会体験レポート(新連載)

 【異なる考えや宗教を知って、大切にしていきたいとの思いで若者たちが企画している、社会問題フィールドワーク
  IN Society、通称「インソサ」。連載第1回は、SCFメンバーがインソサの由来と込められた思いについてレポート。】

 ・体ごと飛び込む SCF流フィールドワーク……真壁優人

●祈りの大地

 【祈り、信仰、宗教、環境などをテーマに、人々の営みと自然を含めて私たちを取り巻く世界の「今」を伝えます。】

 ・スペイン・巡礼の旅…桃井和馬(写真家、ノンフィクション作家、桜美林大学特任教授)

●あらすじで読むキリスト教文学──三浦綾子の世界

 【人間を愛するゆえに、罪と苦難を描き、神の愛と人間の希望を語り、いかに生きるべきかを問う三浦綾子の文学。
  作品をあらすじでたどります。】

 ・三浦綾子『この土の器をも』……森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)

●【マンガ】コーリャンの大地から──日中の架け橋となった夫婦の物語

 【ある日本人の女性信徒を主人公として、戦時中に満州に渡り、夫と共に日本人の引き揚げと、残留孤児の支援に
  尽力した波瀾万丈の人生を描きます。】

  ……ないとうかずえ(岩手・土沢教会員)

●みことばにきく
 ・新しい歌を歌おう……加藤常昭(日本基督教団隠退教師)

●シネマへの招待──『ワン チャンス』

●神に呼ばれて
 ・反発の末に得た「強い信頼」 若者の居場所を作るために
 ……野田 沢(日本基督教団牧師、学生キリスト教友愛会(SCF)主事)

★日毎の糧……小橋孝一(東京・新島教会牧師) ほか

記念企画
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