日本キリスト教団出版局






ドメスティック・バイオレンス

そのとき教会は


アル・マイルズ:著 関谷 直人:訳

A5判 並製 264ページ

3,456円税込

ISBN4-8184-0572-8 C0016

2005年08月


いったい牧師はどこにいるんだ?―病院チャプレンを務める著者が突きつけられてきた問い。聖職者、元被害者、元加害者、専門家らへの膨大なインタビューから、この問題の現状と課題を浮き彫りにし、暴力に苦しむ被害者に寄り添うために、キリスト者としてなすべきことを探る。


【目次】

  日本語版まえがき/序文

序 章 「いったい牧師はどこにいるんだ?」

第1章 男に甘く、女に厳しい
  1.「とってもいい男(やつ)」
  2.聖書が容認しているのか、聖書を誤解しているのか
    男性の支配/女性の服従
    身近なパートナーとの平等性
     〈創世記〉〈新約聖書〉〈頭(かしら)〉〈服従〉
     〈イザヤ書三八章一九節〉〈離婚〉
  結  論

第2章 女性に対する暴力――神話と現実  *55
  1.二人の牧師を訪ねたカーラの場合
  2.神話と事実を区別すること
    神話1「私の教会には虐待を受けている女性などひとりもいない」
    神話2「クリスチャンの被害者たちに必要なのは、信仰と祈り、
        前向きな態度、そしてドメスティック・バイオレンスから
        解放してくださる神だけである」
    神話3「ドメスティック・バイオレンスは、ある特定の文化、人種、
        そして社会経済的グループの中でだけ、そして都市部でだけ
        起こるものなのだ」
    神話4「被害者が態度を変えれば、暴力をとめることができる。
        そしてそれによって結婚生活と家族とを守ることができる
        のである」
  3.どうすれば聖職者はドメスティック・バイオレンスの被害者に
    効果的な援助ができるのか
  結  論

第3章 被害者は語る
  1.考  察
    メアリーの場合/アレクシスの場合/マリーの場合/
    ケリーの場合(22歳のマリーの娘)/デボラの場合/
    エスペランザの場合/パメラの場合
  2.元被害者たちが牧師に知っておいてほしいこと
  3.ある父の物語

第4章 虐待者は変わることができるのか
  1.エドガーの場合
  2.様々な虐待の形態、加害者のタイプ、そして動機となる要素
    様々な虐待の形態
     〈身体的虐待〉〈性的虐待〉〈物の破壊、ペットの虐待〉
     〈感情的・心理的虐待〉
    虐待者のタイプと、動機となる要素
  3.虐待者は変わることができるのか
  4.聖職者は虐待者を援助するために何を知っている必要があるか
  結  論
  
第5章 ゆるしとはどういうことか
  1.シンシアの場合
  2.ゆるすとは何か、そして何でないのか
    新約聖書におけるゆるし
    ゆるしと混同されがちな概念
     〈和解とゆるし〉〈忘れることとゆるすこと〉
     〈虐待の受容とゆるし〉
  3.ゆるしの問題と格闘している被害者を、
    牧師はどのように援助できるだろうか
    結婚を守る必要性
    お手軽な解決の誘惑
  結  論

第6章 牧師から牧師へ
  1.彼らを駆り立てているもの
  2.なぜ、多くの聖職者たちは関わろうとしないのか
    否認
    恐れと無力感
    適切な訓練の欠如
    性差別
    加害者の聖職者
  3.ドメスティック・バイオレンスについて
    すべての聖職者が知っていなければならないこと
  結  論

  註/参考文献/訳者あとがき


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