日本キリスト教団出版局



初期キリスト教の宗教的背景 下巻

イーショップ教文館


初期キリスト教の宗教的背景 下巻

古代ギリシア・ローマの宗教世界


H・-J・クラウク:著
小河 陽:監訳 河野克也:訳 前川裕:訳

A5判 上製 360ページ

5,400円税込

ISBN978-4-8184-0969-9 C3016

2019年01月


キリスト教誕生当時における、周辺世界の宗教・哲学・習俗を詳説


新約聖書を理解するには、同時代のギリシア・ローマ世界の宗教事情を知ることが不可欠である。当時の庶民がどのような宗教的日常を送り、宗教に何を期待していたか、史料を基に生き生きと描く。ドイツ語圏、英語圏で高い評価を得ている世界的名著、下巻刊行。

【目次】

略語表/一般的参考文献

第Ⅳ章
神格化された人間:支配者祭儀と皇帝祭儀
A ヘレニズムの支配者祭儀
 1. はじまり
 2. アレクサンドロス大王
 3. アレクサンドロス以後の時代
 4. ローマの権力の統合
B ローマの皇帝祭儀:人物
 1. ユリウス・カエサル
 2. アウグストゥス
 3. ユリウス=クラウディウス朝の皇帝たち
 4. フラウィウス朝の皇帝たち
 5. トラヤヌス
C 皇帝祭儀:その形態および普及
 1. 形態
 2. 普及
D 結論的観察
 1. 「制度的メタファー」としての皇帝祭儀
 2. 初期キリスト教との接点

第Ⅴ章
幸福を求めて:哲学と宗教
A 導入
B 帝政期におけるストア主義
 1. 概観
 2. セネカ
 3. エピクテートス
 4. システムの特徴
 5. 個別の主題
 6. キュニコス主義とストア派
C エピクロスとその学派
 1. エピクロス:人格と影響
 2. エピクロスのメノイケウス宛書簡
 3. 「決定的な命題」
 4. エピクロスの思想の受容
D 中期プラトン主義者:カイロネイアのプルタルコス
 1. 哲学史における位置
 2. 生涯と作品
 3. 個別の主題
E 回顧

第Ⅵ章
神的源への帰還:グノーシス的変化
A 係争中の問題
 1. 本題目に関連して
 2. 現象の記述
 3. 新約聖書との関係
B 資料の状態と起源の問題
 1. 資料
 2. 学派の創立者および教師たち
 3. その後の歴史について
 4. 起源の問い
C 教義体系の概略
 1. 宇宙論
 2. 人間論
 3. 救済論
 4. 終末論
 5. 教会論
 6. 倫理
D 結論:「真珠の歌」
 1. 内容
 2. 解釈について

聖句索引/
一次文献索引(聖書以外)/二次文献索引

【著者紹介】
ハンス=ヨーゼフ・クラウク Hans-Josef Klauck
1946年生まれ。カトリック司祭。1977年ミュンヘン大学で神学博士号取得。ヴュルツブルク大学、ミュンヘン大学新約聖書および初期キリスト教文学教授、シカゴ大学神学部新約学教授を経て、2016年同神学部名誉教授。イエスの譬え、コリント書簡、ヨハネ書簡などの新約聖書文書に関するもの、外典諸文書、新約学に必須の背景であるギリシア・ローマ世界の宗教的・社会的な歴史に関するものなど膨大な学問的業績を持つ。


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